日産マーチにETC取り付け

(H25.9.23)


 中古車の日産マーチ(K13)にETCを取り付けました。マーチは、ディーラーオプションのメモリナビ付きの12Xグレードでナイトベールパープル色です。ナビは、ワンセグ対応の「MM112-W」でETC非対応のものです。

 早速、単体で動作するETC取り付けの紹介です。ついでに、ショートアンテナに交換し、走行中もナビ操作、TV視聴ができるようにしました。(あくまでも助手席者用です)


 搭載されていたMM112-Wはこんな感じです。




1.ETCおよびショートアンテナの購入

(1) ETC
 三菱電機製のEP-639Bをカーショップでセットアップを含めて約\8,600で購入しました。安い方のETCですが、一応音声案内が付いています。化粧箱ではなく、白箱に入っておりました。





(2) ショートアンテナ
 マーチは、標準で長いアンテナが付いており、洗車や車庫入れに邪魔になりそうでしたので、ネットで見つけた100mmのショートアンテナを買ってみました。




2.作業手順

 今回行った作業は、簡単で次のとおりです。

(1) オーディオ部のパネル、Aピラーカバー、助手席のインストアッパーボックスとその下のトレイを外す。

(2) ETCとETC用アンテナを取り付け、アンテナケーブルとACC電源ケーブルを配線し、接続する。

(3) ナビ本体側のパーキング信号線をアースに接続する。

(4) 屋根の長いアンテナを外してショートアンテナを取り付ける。



3.取り付け開始

(1)オーディオ部のパネル、助手席側のAビラーカバー、インストアッパーボックスとその下のトレイを外す

 オーディオパネルは、手前に引っ張れば外せます。比較的楽に外せました。


 Aピラーは、クリップで二箇所付いてるだけなので、ウェザーストリップを外してから隙間から手を入れて引っ張って外せます。既にディーラーオプションメモリナビ用のアンテナケーブルが配線してあります。


 次にインストアッパーボックスを外します。インストアッパーボックスはビス2本を外して手前に引っ張れば外れます。 その下のトレイは、ビス4本を外して手前に引き出します。ノートに比べ楽に外せました。写真は、アンテナケーブルと電源ケーブルを配線したところです。下側のグローブボックスは取り外す必要がありませんでした。


 電源は、助手席ダッシュボードの左側のパネルを外したところにあるヒューズボックスのACC電源ソケット用の電源から取ることにしまして、15Aのヒューズをリード付きの15Aヒューズに交換しました。


(2)ETC、ETC用アンテナを取り付け

 設置場所は、インストアッパーボックス下のトレイの上面に貼り付けました。奥に穴を開けてケーブル類を通しました。


 アンテナは、ルームミラーの上の部分に貼り付けました。


(3)走行中にナビ操作

 走行中にナビ操作、テレビ視聴ができるように、パーキング信号を無効にします。車両側のオプション用コネクター(12P)とナビ本体を接続しているケーブルのパーキング信号のリード線(青/黄)を切断して、ナビ側のリード線に端子を付けてアースに接続します。車両側はテープで絶縁しておきました。これで走行時にもナビ操作が可能です。

 オークションなどでアース端子がついた配線キットも売られているようなのでこちらを利用してもいいと思います。 2,000円〜3,000円程度だったと思います。

(4)ショートアンテナの取り付け

 最近の車は、ほとんどがショートアンテナになっているようですが、マーチは長いアンテナが標準で付いています。 ということでネットでショートアンテナ(JSA-02 約\2,000)を買って交換しました。 洗車時や車庫入れ時に気にすることも無くなり、見た目もちょっといい感じになりました。


(5)完成

 約2時間あまりで完成しました。(^^)v
スピーカーは、4スピーカーになっていましたので今回はそのままです。実際に高速道路でETCの動作確認をしまして良好でした。 ナビの操作は慣れないこともあって戸惑いがちです。



4.感想


 今回は、ETCの取り付けでしたが、前回のノートとほぼ同じような構造で、またノートのようにクリップが堅いということもありませんで、楽に作業ができました。

 あとは、積雪時期に向けて、冬タイヤを準備する必要があります。



以上ですが、これから購入される方の参考になれば幸いです。

(H25.9)