CDレシーバー「RCD-M41」の修理
(R6.4.6)
先日、メルカリでCDドライブが故障しているDENONのCDレシーバー「RCD-M41」のジャンク品を見つけまして買って(送料込12,000円)みました。比較的綺麗な外観で、CDドライブを修理して、寝室で使いたいと思います。 USB入力もあればよかったのですが、ひとつ前のモデルのRCD-M40はUSB対応で、後継のRCD-M41ではUSBが無くなってBlutoothが搭載されたようです。ネットワークCDレシーバーの「RCD-N10」を検討しましたが、中古でも高価なためあきらめました。また、現行のRCD-N12は、定価110,000(税込)と結構高価な価格となっています。 【主な特徴】 ・Bluetooth®対応機器とのワイヤレス接続が可能 ・テレビやデジタル機器を接続できる2系統の光デジタル音声入力 ・高精度CDメカニズム ・30 W + 30 W(6Ω) ディスクリートパワーアンプ ・純度が高く色付けのない音を再現するシンプル&ストレート回路構成 ・フルサイズHi-Fiコンポーネント譲りの高音質パーツ ・ゲインコントロール機能搭載の高性能ヘッドホンアンプ ・「ワイドFM」対応FM/AMラジオチューナー ![]() リアパネルは、こんな感じです。2018年製のシールが貼ってあります。 ![]() 不具合の状況は、CDトレイが奥まで収納されないというものでした。到着後、動作確認してみまして、CDトレイを手で押してもディスクは回転せず、その後トレイが出てきます。ネット情報でもトレイが出てこない等CDドライブ故障のあるあるのようで、CDピックアップとゴムベルトを交換して改善するケースが多いとのことでした。 |
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(1) 交換部品の準備 ネット情報を元に次の3点を準備しました。 ・CDピックアップ:SANYO SF-P101N (16pin) Amazonさんで1,386円 ・シリコングリース:KURE シリコングリースメイト(50g) Amazonさんで846円 ・ゴムベルト:角ベルト 折長40mm(20本) Amazonさんで450円 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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(2) 交換作業 本体の両サイドのビス各1本とリアパネルのビス4本を外してカバーを外します。CDドライブの四隅の4本のビスを外して、3本のケープルを抜いてユニットを取り出せます。 ![]() ユニットからビス4本(スプリングと一緒に)を外して、ピックアップ部が外せますので、新しいCDピックアップと交換します。 購入したCDピックアップは、静電気による破損防止のため、基板でショートランド処理してあるそうで、使用前にフラットケーブルを挿してある基板の右側(下の写真)のハンダを取り除きます。 ![]() 可動部分にシリコングリースを塗布します。滑りが悪いと音飛びの原因になることもあるそうです。 ![]() ゴムベルトを新しい物に交換します。ピンセットがあると便利です。 ![]() 元に戻して、動作確認しましたら、CDが回転せずにすぐにトレイが出てきます。そしてCDドライブの挙動がなんかおかしいです。再度分解したりして、原因はCDピックアップに挿してあるフラットケーブルのうちの白いコネクタの1本が半差しでした。そしてなんとCDピックアップを搭載されていたものに戻しても正常動作しました。結局、ゴムベルト不良のみが原因だったようです。 購入したCDピックアップは、予備部品になりました。 |
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(3) 試聴してみました 手持ちのONKYOのST-V30HDX(2Way 8cmA-OMFコーン+2cmバランスドームツイーター)で聴いてみましたが、小型スピーカーなこともありやはり物足りない音質でした。 ![]() ということで、後日新しいスピーカーのPOLK製(アメリカ)のAUDIO Monitor XTシリーズ「MXT-15」をネットで実質約2万円(ポイント考慮)で購入しました。 【MXT-15スペック】(HPより)
YouTubeでも高評価のコンパクトブックシェルフスピーカーで、評判通りの高品位な音で女性ボーカルの楽曲を聴いております。光ディジタル入力とREGZAを接続してテレビの音声も再生できました。安価な中華製スピーカースタンド(40cm 3,788円/2台)もAmazonさんで購入しまして、いい感じになりました。 また、朝クラシックでお目覚めの予定でしたが、いつも予定時刻の前に起きてしまいます。年は取りたくないものです。 ![]() |
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