Windows10 Technical Preview版を試す
(H26.10.14)
9月30日(現地時間)にWindows10が発表され、10月2日からプレビュー版(Windows10 Technical Preview版)の無料ダウンロードが可能になっております。Windows10の製品版は、2015年後半発売となっているようです。 ということで、Hyper-Vの仮想マシンにこのWindows10をインストールしてみました。とりあえずインストールもできネットにもアクセスできます。InternetExplorerは、IE11になっています。 |
Windows10の特徴をネットで探してみまして、「Windows10はまだ開発の初期段階にあり、多くの点は今後変更になる可能性がある」という前提ですが、 ●Windows8/8.1のカラフルなタイル状のアイコンが並ぶ「スタート画面」を廃止し、スタート時にはWindows7までと同じように、デスクトップ画面のみが表示されるようになった。 ●Windows8から廃止されていた「スタートメニュー」が復活した。 ●8K解像度(7,680×4,320ピクセル)をサポートするという噂も流れている。 ●コマンドプロンプトの機能が強化され、CUI派にとっては使いやすくなる。 他にもあると思いますが。 |
Windows9を飛び越してWindows10となったことについて、Microsoftは特に明白な理由を発表していないらしく、ネットではいろいろなジョークなどが飛び交っているようです。その一つに、「過去のアプリケーションの開発段階でOSの識別で、Windows9はWindows95/98として認識されてしまうのでWindows10になった」というのも見つけましたがどうでしょうか。 |
1.ハードウェア 今回は、Windows2008R2 Hyper-Vの仮想マシンにインストールしました。 構成は、 ・CPU:Intel Core i5-2500K (3.3GHz 4コア) ・メモリ:DDR3-1333(PC3-10660) 8GB*2 ・MB:ASUS P8Z68-M PRO ・HDD:Hitachi HDS721032CAL362 (320GB) |
2.Windows10インストール 準備したOSは、以下の通りです。 ・Windows10 Technical Preview Enterprise 64bit ダウンロード |
Hyper-Vマネージャーで、ダウンロードしたISOイメージを指定して、仮想マシンを作成後、仮想マシンの接続を選んで、下の画面で操作メニューの開始を選択します。通常と同じようにインストールが始まります。![]() ![]() Hyper-Vで作成した仮想ディスクにインストールします。 ![]() ![]() |
![]() 初期設定を行います。 今回は、Microsoftアカウントを使用してログインするようにしました。 というか、マイクロソフトHPの説明では、「Microsoft アカウントで PC にサインインする必要があります。ローカル アカウントを作成するオプションは、最終版のリリース時にご利用いただけるようになります。」とのこと。 ![]() 無事、インストールが終わって、起動後はデスクトップ画面になりまして、Windows7のようなスタートメニューが復活したようです。ただし、Windows8のカラフルなアイコン表示が横に付随して表示されるようになっています。 ![]() |
無事にインターネットにも接続でき、Internet ExplorerはIE11になっておりました。![]() |
こちらはコントロールパネルのシステムです。![]() |
無事にインストールできましたが、日本語版が欲しいですね。来年後半でWindows8が発売されてから早くも3年になります。いずれ、Windows10と同一ソースコードのWindowsServer2016(?)が発表されることでしょう。 Windowsの歴史を調べました。(一部省略しました) ・1991.1.23 Windows3 発売(日本語版) ・1993.5.18 Windows3.1 発売 ・1995.8.24 Windows95 発売 ・1998.6.25 Windows98 発売 ・2000.9.22 WindowsMe 発売 ・2001.10.25 WindowsXP 発売 ・2007.1.30 Windows Vista 発売 ・2009.10.22 Windows7 発売 ・2012.10.26 Windows8 発売 ・2013.10.17 Windows8.1 発売 ・2015.後半 Windows10 発売予定 |