WindowsServer2008standard(x64)インストール
(H21.5.11)
ASUS P5Q-EMにWindowsServer2008をインストール ネットにはあまり情報がありませんで、最新ハードのテクノロジーを追いかける私としては、人柱覚悟でASUSのマザーボード「P5Q-EM」を購入して、WindowsServer2008のインストールに挑戦してみました。 で、結果は、GOODでした。 (^^)v ※お試しになる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。また、以下のレポートは動作を保証するものではありませんのでご了承願います。 OSは、WindowsServer2008standard(x64)評価版を使用しました。 なお、今回は、マザーボードのRAIDは使わず(試していないのでドライバーが使えるかどうか不明です)にOSでRAID5構成にしました。ファイルサーバーとして正常に動作しています。 今までのP5LD2-VM+Core2Duo(E6600)よりも早くなって、クライアントからのファイル保存も快適です。ブート用のHDDも早くなったことも要因になっていると思われます。 |
(1)ハードウェア 下の写真は、ASUSのマザーボードのP5Q-EMです。動作しなかった場合、クライアントに転用するためにHDMI対応のMicroATXにしました。添付のサポートDVDにWindowsServer2008用のドライバーはありませんでした。 |
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その他の構成は、 ・CPU:Intel Core2Duo E8500 (3.16GHz) ・メモリ:CFD ELIXIR DDR2-800(PC2-6400) 2GB*4=8GB ・DVD-ROM:HP TS-H353 (東芝サムスン) ・HDD:Hitachi HDT721032SLA360 (320GB) Hitachi HDT721010SLA360 (1TB)*3 ・電源:Scythe SCPCR-400 (400W) ・ケース:Scythe GX-3901-WH |
(2)インストール WindowsServer2008のDVDでブートするとインストールが始まります。評価版のためプロダクトキーは入力不要です。 |
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OSインストール後のシステム表示です。メモリも8GBを認識しています。 |
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OSがサポートしているドライバーでサウンドは使用できるようで音がでました。VGAも標準VGAグラフィックスアダプタで1024*768picで表示できています。LANは、使用出来ませんでした。写真は、OSインストール後のデバイスマネージャーです。 |
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(3)ドライバーインストール マザーボードに添付の「Intel G45 Chipset Support DVD Rev.375.04」に入っているドライバーをインストールします。 インストールできたドライバーは、次の通りです。 ◆Chipset \drivers\chipset\setup.exe ◆FourEngine \drivers\FourEngine\setup.exe ◆LAN \drivers\lan\vista\setup.exe ◆Audio \drivers\audio\32bit\2k_xp\setup.exe ◆VGA \drivers\vga\vista\64bit\setup.exe 写真は、ドライバーインストール後のデバイスマネージャーのリストで、「!」は無くなりました。 |
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(4)その他 ◆サポートDVDに収録されていたProbeUも特に問題もなくインストールが完了して、動作しました。無負荷時のMB温度が47℃前後でCPU温度は32℃前後の表示となっています。MB温度が高いようですがこんなもんなんでしょうか? ◆WindowsUpdateも問題なく実行できました。 |
ということで無事にWindowsServer2008が使えていますが、ASUSさんも最初から2008用ドライバーとして収録してほしいところです。 |
(H21.12) ASUSにドライバー(Update版)公開 ASUSのHPにWindows7用のドライバーがUpdate(2009/7/20)されており、次のドライバーがインストールできまして、今のところ正常に動作しています。 ◆Chipset Intel_ChipsetInf_V9111014_XPVistaWin7.zip ◆FourEngine EPU4_V10025_XPVistaWin7.zip ◆LAN RTL8111C_Ethernet_V735222009_Win7.zip ◆Audio ALC1200_Audio_V6015859_Windows7.zip ◆VGA Intel_Graphics_V815101808_Windows7.zip 試しにWindowsserver2008R2standard(x64)評価版をインストールしてみまして、LANはOS側のドライバーがインストールされて、他は上記のドライバーが使用できました。 |
(H22.2.6) HDD大容量に交換 ファイルサーバーとして使っていますが、HDDの容量が残り少なくなってきましたので大容量HDDに交換しました。 ・Hitachi HDS722020ALA330 2TB * 3本 にしまして、いままで同様にソフトウェアRAID5構成にしました。 下の写真は開始から5日目に入って、36%フォーマットが完了したところです。結局、約4TBのRAID5ボリュームをNTFSでフォーマットするのになんと12日間あまり(293時間)もかかりました。 そして、バックアップ用のPCから約2TBのデータをコピー(File Visorを3つほど起動して同時コピーします)するのに約26時間かかりました。 やはりボトルネットはディスクへの書き込み速度と思われ、RAIDカードは高価なのであきらめていますが、SATA3.0規格になるともっと高速になるでしょうか。 ![]() |