WindowsServer2016Technical Preview5インストール
(H28.6.1)
ASUS H87M-PLUSにWindowsServer2016TechnicalPreview5をインストール バックアップ用PCのマザーボードをH87M-PLUSに交換しましたので、これを機にWindowsServer2016Technical Preview5をインストールしてみました。 で、結果は、概ねGOODでした。 (^^)v Preview版のため、ちょっと不安ですが、このままファイルサーバとして使い続けています。 ※お試しになる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。また、以下のレポートは動作を保証するものではありませんのでご了承願います。 OSは、4月28日にリリースされておりましたWindowsServer2016Technical Preview5 standard(x64)を使用しました。 DVD1枚にStandard版とDatacenter版が入っており、ダウンロードはこちらです。約5GBありますのでDLのDVDメディアが必要です。 |
Windows Server 2016の特徴を見つけましたので紹介します。 ○Nano サーバ クラウド時代にあったServer Coreよりももっとコンパクトで軽いサーバーOSが開発 されました。 ○コンテナ技術 OSとアプリケーションを分離(コンテナ化)して動かす仮想技術の一種で、Windows Server 2016では、Windows Server ContainerとHyper-V Containerの2つのコンテ ナ技術が用意された。 ○上記の他の機能 ・Active Directory(AD)にクラウドAD(Azure AD)に対応した機能の追加 ・ハイパーバイザーのHyper-Vの機能強化 ・サーバー向けに作られるAnti Malwareの追加 ・リモートデスクトップサービスの機能強化(Open GL、Open CLのサポート) ・ストレージのQoSをサポートするFile and Storageサービスの追加 ・ローリングアップデートに対応したフェールオーバークラスターのサポート ・新しいWebアプリケーションプロキシ ・Windows Server 2016のほとんどの機能をコントロールできるPowerShell 5.0 (PowerShell Desired State Configuration=DSCのサポート) ・DNSやDHCPの機能強化 ・ネットワークの仮想化を行うGeneric Routing Encapsulation(GRE)のトンネリン グをサポート (参考) クライアントOSと対応するカーネル Windows server 2008 :windowsVistaカーネル Windows server 2008R2 :windows7カーネル Windows server 2012 :windows8カーネル Windows server 2012R2 :windows8.1カーネル Windows server 2016 :windows10カーネル |
(1)ハードウェア 下の写真は、ASUSのマザーボードのH87M-PLUSです。Windows10対応なのでASUSのWindows10用のドライバーが使えました。 |
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その他の構成は、 ・CPU:Intel Core i5 4670 (3.4GHz) ・メモリ:CFD ELIXIR DDR3-1333(PC3-10660) 8GB*2=16GB ・DVD-R:日立LG GH24NSD1 BL BLH ・HDD:Toshiba DT01ACA050 (500GB)+DT01ACA300(3TB)*3 ・電源:Scythe CORE4-400-P (400W) ・ケース:Scythe MicroATX GX-3901-BK |
(2)インストール WindowsServer2016TP5のDVDでブートするとインストールが始まります。評価版用のプロダクトキーを入力します。 今回は、500GBのHDDのうち120GBにインストールしました。 |
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(3) 起動後のデスクトップ画面とデバイスマネージャー デスクトップは、Windows10と同じです。 ![]() |
OSがサポートしているドライバーでLANが使用でき、サウンドも使用できるようで音がでました。VGAも基本ディスプレイアダプタで1024*768picで表示できています。写真は、OSインストール後のデバイスマネージャーです。 |
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(4)ドライバーインストール ASUSのHPからH87M-PLUSのWindows10(64bit)関連のドライバーやユーティリティソフトをインストールして、デバイスマネージャーに「!」はなくなりました。 インストールしたドライバーは以下の通りです。 ・chipset ・audio ・LAN ・VGA ・SATA ・Utility(Management Engine、Ai Charger、probeU) ・AI SuiteV(サポートDVD) ※asussetup.exeではなく、setup.exe を実行することでインストールできます。 ドライバー等インストール後のデバイスマネージャーです。 ![]() |
(5)その他 Windows Updateも普通にできました。 データ保存用のディスク3本を接続して、無事に読み書きできました。 ![]() |
ということで一応無事にWindowsServer2016TP5がファイルサーバとして使えています。早く製品版の評価版をリリースしてほしいところです。 |
〈 H28.10.16 〉 WindowsServer2016評価版インストール 先日、WindowsServer2016がリリースされたようで、早速評価版(180日間)をダウンロードしてインストールしました。 上記のTP5と同様にインストールでき、ドライバーも同様にインストールしました。特に問題なくファイルサーバとして動作しています。 このまま行くと、半年後には再度インストールすることになります。 |