WindowsServer2022をインストール

(R4.6.4)


H370M-PLUSにWindowsServer2022standardをインストールしてみました

 ファイルサーバとして使う分には、WindowsServer2019とほとんど変わらないようです。

 早速、以前ダウンロードしました「WindowsServer2022standard 試用版(180日)」をインストールしました。


※お試しになる場合は、あくまでも自己責任でお願いします。また、以下のレポートは動作を保証するものではありませんのでご了承願います。


(1)ハードウェア

 下の写真は、ASUSのマザーボードのH370M-PLUSです。Windows11 (64bit)対応で、WindowsServer2022には未対応となっています。


PC全体の構成は、
・CPU:Intel Core i5-9400 (2.9-4.1GHz)
・メモリ:U-MAX (PC4-21300) 16GB*2=32GB
・DVD-R:GH24NSD1 WH BLH
・SSD:WD M.2 SSD SN750 NVMe 250GB
・SSD:Intel SSD520 120GB
・HDD:Toshiba:MD04ACA600 (6TB)*3
・電源:Scythe SPSN-050P (ATX500W)
・ケース:Scythe MicroATX GX-3901-WH


(2)インストール

 WindowsServer2022のDVDでブートするとインストールが始まります。以前のバージョンと同じですね。



 今すぐインストールを選択します




 Windows Server2022 Standard Evaluation(デスクトップエクスペリエンス)を選択します




 □にチェックを入れ、次へをクリックします。




 インストールの種別は、「カスタム」を選択します。




 ドライブ4(M.2SSD)を選択して、新規をクリックして、適用をクリックします。ドライブ番号は、PCの環境によって異なります。




 システム領域、MSR領域、プライマリ領域が確保されます。次へをクリックします。




 インストールが始まります。




 administratorのパスワードを設定します。



(3) 起動後のデスクトップ画面とデバイスマネージャー


 起動後のロック画面とデスクトップ画面です。






 NICのドライバーがインストールされずLANが使用できませんでした。VGAは基本ディスプレイアダプタで表示できています。OSインストール後のデバイスマネージャーです。



(4)NICドライバーインストール

 まず、LANが使えるようにしないとネットからダウンロードできませんので、前回のWondowsServer2019と同様に別PCでダウンロードしたドライバーを強制インストールする方法です。ネットの情報を参考にしまして、以下のとおり紹介します。ネットに感謝です。

@ドライバーの修正
 ・ASUSのサイトからダウンロードしたLANドライバーを解凍します。
DRV_LAN_Intel_I219_UWD_TP_W10_64_V1219137_20210830R.zip

 ・ホルダー内の「e1d68x64.inf」をエディターで次の通り編集して上書き保存します。
  >[ControlFlags]セクションの3行分を削除する
  >[Intel.NTamd64.10.0.1]セクションの「;」行を除いた3行目以降をコピーして、[Intel.NTamd64.10.0]セクションの最下位の行の下にペーストする
  >[Intel.NTamd64.10.0.1..18362]セクションの「;」行を除いた3行目以降をコピーして、[Intel.NTamd64.10.0...18362]セクションの最下位の行の下にペーストする

ANICドライバーのインストール

 署名のないドライバーを強制インストールします。
「設定」の「更新とセキュリティ」から「今すぐ再起動」をクリックします。




 オプションの選択で「トラブルシューティング」を選択します。





 詳細オプションで「スタートアップ設定」を選択します




 スタートアップ設定画面で、「再起動」をクリックします。




 再起動後、「ドライバー署名の強制を無効にする」を選択してしてEnterをクリックします。




 起動後、NICデバイスのドライバの更新で、ダウンロードして解凍したドライバーのホルダーを指定してインストールします。警告画面が出ますが、インストールを選択します。これでインターネットに接続でき、WindowsUpdateが実行できます。




(5)その他のドライバーインストール

 ネットにつながりましたらWindows Updateが可能ですが、まだ「!」のデバイスがあります。ASUSのサイトからH370M-PLUS Windows11用のドライバーをダウンロードし、次のとおりインストールしました。

・Chipset driver
DRV_Chipset_Intel_TP_W11_64_V101188368283_20211022R.zip
  解凍後、SetupChipset.exeを実行

・ChipsetMEドライバー
DRV_MEI_Intel_Cons_RKL_TP_W11_64_V212010001085_20211022R.zip
  解凍後、SetupME.exeを実行

・VGAドライバー
DRV_VGA_Intel_CML_RKL_TP_W11_64_V3001009805_20211022R.zip
  解凍後、Installer.exeを実行

これで「!」のデバイスが無くなりました。



(6)その他


 このままファイルサーバとして使用する予定ですが、180日経過前にリセットして180日間延長が可能(6回延長可能らしい)です。 できれば、Windows Server2022standardのライセンスがほしいところです。