Windows8 Developer Preview版を試す

(H24.2.18)


 昨年9月にWindows8が発表され、「Windows 8」開発者向けプレビュー版(英語版)の無料ダウンロードが可能になっております。Windows8の製品版は、年内に発売予定となっているようです。また、ベータ版がまもなく公開されるという記事も見つけまして、日本語版があるといいです。

 ということで、Hyper-Vの仮想マシンにこのWindows8をインストールしてみました。とりあえずインストールもできネットにもアクセスできます。InternetExplorerは、IE10になっています。
 
 Windows8の特徴をネットで探してみまして、

●Windows8とWindows Server8のソースコードは、Windows7と同様であり、内部バージョンはNT6.2となる。
●今回完全に新しくなったMetroUIと従来のデスクトップUIの2種類が搭載される。
●MetroUIは、Windows Phone7などで採用されており、タブレット端末やタッチスクリーンを搭載したPCから従来のデスクトップやノートPCでも利用できる。
●Windows8では、起動方法とシャットダウン方法を改良されており、Windows7より大幅に起動時間が短く、数十秒で起動されることもある。
●Windows Internetto Explorer(IE)はIE10となり、1つのエンジンでMetro版と従来のデスクトップUI版の2種類が用意される。


他にもあると思いますが。



1.ハードウェア

 今回は、ファイルサーバで使っているWindows2008R2 Hyper-Vの仮想マシンにインストールしました。

 構成は、
・CPU:Intel Core i5-2500K (3.3GHz 4コア)
・メモリ:DDR3-1333(PC3-10660) 8GB*2+4GB*2=24GB
・MB:ASUS P8Z68-M PRO
・HDD:Hitachi HDS721032CAL362 (320GB)


2.Windows8インストール

 準備したOSは、以下の通りです。

・Windows8 Developer Preview 64bit(x64) ダウンロード

 Hyper-Vマネージャーで、ダウンロードしたISOイメージを指定して、仮想マシンを作成後、仮想マシンの接続を選んで、下の画面で操作メニューの開始を選択します。通常と同じようにインストールが始まります。




 Hyper-Vで作成した仮想ディスクにインストールします。





 ユーザを一つ作ります。


 ログオンすると最初の画面です。タブレットPCを想定したようなアイコンの画面になっています。たくさんのアイコンがありますが、よくわかりませんね。


 デスクトップのアイコンをクリックするといままでのWindows7のようなデスクトップになります。


 Internet ExplorerをクリックするとIE10が起動します。


 無事にネットにも接続できました。


 こちらはコントロールパネルのシステムです。


 とりあえず、インストールしてみただけという感じですが、いくつかアプリケーションソフトをインストールして試してみたいと思います。 やはり、日本語版が出てほしいところです。


<H24.3.1>

『米Microsoftは2月29日、「Windows 8 Consumer Preview」の提供を開始した。昨年9月に開発者向け配布となったWindows 8 Developer Previewに続くWindows 8のプレビューリリースで、配布対象が一般ユーザーにも拡大された。サポートする言語は、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語など。最終版を想定した機能が追加されており、幅広いユーザーからフィードバックを集めるのを目的とした公開ベータに相当するリリースと言える。』

ということで、早速ダウンロードしまして、Hyper-Vの仮想マシンにインストールしました。やはり、日本語がわかりやすいです。