(9) 天井張り

〜納屋(車庫)2階の内装工事〜


 次は、天井張り工事になりました。


@ 材料の準備
 ・野縁(赤松)    :35mm*45mm*4000mm
 ・野縁受(赤松)  :35mm*45mm*4000mm
 ・天井材     :吉野石膏「ジプトーンウルトラライト」
           (910mm*910mm*9.5mm) (4枚1坪で約16kg)
 ・軽天ビス    :3.5mm*25mm (木材の下地にも使える)
 ・コーススレッド :65mm/75mm/90mm (コメリブランド)
 ・断熱材     :マットエース(430mm*2,740mm*100mm)
           (約16kg/約5坪)
 ・点検口     :アルミ製 45cm×45cm 白
 ・廻り縁     :7mm*30mm*3950mmダーク色


 木材は、前回同様に昔からお世話になっている木材店で購入し、配達してもらいました。吊り木もこれを使用しました。




 天井材は、「ジプトーンライト」より軽い「ジプトーンウルトラライト」にしました。費用は割高になりました。(パワーコメリさんで、1,280円/坪⇒1,880円/坪)




 廻り縁は、コメリさんで7mm×30mm×3950mmのダークを9本購入しまして、乗用車に載るように半分に切断してもらいました。




 断熱材は、壁にも使用しました「マットエースMA10」(430mm*2740mm*100mm)を2袋購入しました。壁工事の残りと合わせて足りる予定です。パワーコメリさんで4,980円/袋でした。




 点検口は、アルミ製の白色450mm*450mmで1,180円でした。案外安い物でした。




 ビスは、ジプトーン用を含めて4種類準備しました。特に75mmは3箱購入しました。また、軽天ビスは約1,000本入りでしたが、足りなくなりまして追加で200本×2袋を購入しました。



A 施工開始

 施工順序としては、
 ・外壁側の梁に野縁受けを取付ける。
 ・吊り木を約90cm間隔になるように梁などに取付ける。
 ・野縁受けを約90cm間隔で吊り木に仮止めする。
 ・野縁を30.3cm間隔で野縁受けにビス止めする。
 ・高さ調整し、野縁受けを吊り木にビス止めする。
 ・断熱材を野縁受けに沿って敷き詰める。
 ・天井材(ジプトーンウルトラライト)を張っていく。(同時に電源線を出していく)
 ・廻し縁を取付ける。
といったところでしょうか。
 あと、点検口も取付けました。

 野縁受けを吊り木にビス止めしたところです。木材の端の部分をビス止めする場合は、割れ防止のため事前にテーパードリル(3mm)で下穴を空けました。






 次に野縁を30.3cm間隔で野縁受けにビス止めしていきます。つなぎ目の部分は野縁を添木として追加しました。




 点検口の部分も45cm×45cmに合わせて下地を作りました。




 野縁受けに沿って断熱材を敷き詰めます。



 ちなみに天井の重量としては概ね、
 ・下地材 10束(6本/束)×18kg=180kg
 ・断熱材 マットエース 16kg×2袋=32kg
 ・天井材 ジプトーンウルトラライト 16kg×11坪=176kg
 ・LEDベースライト(4000lm) Panasonic 2.5kg×6個=15kg 
 ・LEDシーリングライト12畳用 Toshiba 1.8kg×2個=3.6kg
 ・120インチスクリーン(予定)  約10kg
合計416.6kgになります。結構重たいです。


 次はようやく、天井材の「ジプトーンウルトラライト」を張っていきます。ビスのピッチは、次の通りです。




 まず、中央の一枚目を張りました。これが一番重要で傾くと全体が傾きます。下地に墨付けし、慎重に位置決めしました。あとはこれに合わせて地道にビス止めしていきます。壁際はボードを切断する必要があり、ちょっと手間が掛かります。




 野縁が曲がっていたところもあり、ボードのつなぎ目が野縁の中央にならず、ギリギリのところでビス止めしたところもあります。ここは注意して野縁を固定する必要がありました。ビスを打ち込みすぎたところが数カ所あり、穴をジョイントコーク・Aで埋め、脇にもう一つビスを打ちました。




 柱との天井との隙間は、マスキングテープで養生し、ジョイントコーク・Aで埋め、指でならしました。




 壁の石膏ボードと天井の境目には、廻り縁をボンドと隠し釘(F36)で取付けました。なかなかいい感じになりました。



B やっと完成しました。細かいところでいくつもミスがありますが、下から見るとあまり目立たずに素人としてはなかなかの出来になったと思われます。(^^)v

 次は、フローリング張りですが、合間に住居側と納屋側の両方の分電盤を交換しましたので紹介します。


(R2.11.22更新)

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