(12) 壁クロス貼り
~納屋(車庫)2階の内装工事~
壁のクロス貼り工事になりました。 | |||||||
始めに糊などでフローリング床が汚れないように養生シートで床を保護することにしました。 ① 材料の準備 ・養生シート ホワイト養生シート0.91×50m (コメリ) ・下地用パテ YAYOI ワイドスーパー120 3.2kg ・壁紙 プレミアムクロス PW-05 92cm×50m (コメリ) ・壁紙用糊 YAYOI アミノール 5kg ・カットテープ KYOKUTO 12-1854 45mm×500m ・保護テープ KYOKUTO 12-7177 35mm×200m ・コーキング ジョイントコーク・A 500g ライトアイボリー なるべく安価な養生シートを探しまして、コメリさんで見つけて、ほぼ使い切ることができるサイズで約1,000円でした。 ![]() 壁紙は、安価なものを取りあえず50m巻きで購入しまして、ケース販売で約7,000円でした。足りない分は切り売り150円/mで最終的に合計66mほど使いました。 ![]() 重ね張りする場合に、石膏ボードの紙まで切らないように下の壁紙に保護シートを貼って、下の壁紙に糊が付かないように上の壁紙にカットテープを貼っておき、切断後に取り除いて壁紙を接着します。ほとんど余りました。 ![]() 下地用パテと壁紙用糊は、コメリさんにあったヤヨイ製のものを購入しました。結果的に下地用パテは2/3ほど、アミノールは4kg弱使いました。ジョイントコーク・Aは2本弱、マスキングテープは10個あまり使いました。 ![]() ![]() |
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② 施工開始 手順は、 ・石膏ボードの隙間やビスの穴をパテで平らにする ・壁紙に専用の糊を塗って石膏ボードに貼る ・柱、廻り縁、幅木との境目をコーキングする というところでしょうか。 まず、養生シートを張りました。 ![]() パテの粉に水を加えて練り上げます。2時間で固まるようなので少しづつ作って作業しました。 ![]() 石膏ボード同士のつなぎ目、ビス穴そして柱と石膏ボードの隙間の大きいところをパテで埋めました。つなぎ目で、YouTubeではファイバーテープを使った動画と使わない動画がありましたので、平らにするのが面倒そうでしたので今回は使いませんでした。写真は一回目施工後です。 ![]() 乾燥後、サンドペーパー(#150)で平らにしてから2回目のパテを塗りました。乾燥後にサンドペーパーで平らにして完了です。乾くと多少痩せてへこむので2回は必須です。プロの作業は、3回塗るらしいですが、面倒になってきまして、2回にしました。 ![]() つづいて、壁紙に糊を付けて貼っていきます。まず糊の「アミノール」を希釈しました。箱の説明には70%希釈(糊5kgに水3.5L加える)とありましたので、まずは1kgの糊をバケツに入れて最初は少なめの水を加え、かくはん羽とドリルを使って混ぜ合わせ、徐々に水を足していきました。10分近くかくはんしましたが、なかなか糊のダマが無くならず、そのままローラーで塗ると消えました。これは手作業では無理です。 ![]() 壁紙は、縦横5cmほど大きく切って、ローラーと端の部分は刷毛を使って糊を付けました。塗布後、オープンタイムを10分以上とれということでしたので若干短めに時間をとりましたが、乾いてしまいそうで徐々に適当に短くなってしまいました。オープンタイムとはクロスの糊付け後、クロスの伸縮等が安定する時間で、そのまま貼ってしまうと乾燥時にクロスとクロスの間の継ぎ目が開いてしまうらしいです。暑い時期は乾燥防止のためそれ用の養生袋を準備する必要があるかもしれません。 柱が糊で汚れないようにカットテープを付けましたが、面倒で途中で止めまして、重ね張りのときだけ使用しました。 ![]() 始めに練習がてら押し入れから貼り始めました。貼り付けながら空気を抜いていき、周りの余分な紙を切断し、周りをローラーで押さえ、さらに柱等との境目をへらで押さえ込みます。最後に、廻り縁、幅木、柱に付いた糊を拭き取って完了です。 最初に張った一枚目です。カットするときにズレていたようで柱との間に隙間が空いたところも有ります。あとはコーキングでなんとかなります。 ![]() いい感じになっています。最初に幅の狭い壁面から貼りました。 ![]() 壁紙の重ね張り部分は、下側の壁紙に保護シートを貼って、下の壁紙に糊が付かないように上の壁紙にカットテープを貼って、切断後に取り除き、ローラーで圧着しました。 ![]() 重ね張りした壁面もなかなかいいできになりましたが、近づくと境目が分かります。壁面から出ている換気扇用の木枠にもクロスを貼りました。 ![]() 乾燥後、幅木や柱との境目をジョイントコーク・Aでコーキングしました。まず、柱、幅木、廻し縁にマスキングテープを貼ります。境目にジョイントコーク・Aを充填し、指でならし、すぐにマスキングテープを剥がして完了です。多少のクロスのカットミスや石膏ボードと柱の隙間もリカバリーできました。 ![]() |
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③ ついに完成しました。なかなかいい感じになりまして、素人とは思えないほどの出来になりました。 YouTubeに感謝ですね。 次は、いよいよ最終段階の器具・備品等の取付工事です。 |
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(R3.2.17更新)
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