今日の富山県内は晴れて、気温が上がり、真夏日となって富山市では最高気温が今年一番の30.1度を記録したそうです。 今日は休暇でしたので一日水道工事屋さんになりました。自宅の敷地内の一カ所に水道(ここは田舎で上水道が無いので地下水ですが)の蛇口を作りました。地面を掘って現状の水道管から分岐して、地中にパイプを埋めて(←この工程は先日施工済みでした)、蛇口を付けて、配水管を付けて、そして型枠を作ってコンクリート(これを作るのがまた重労働です)を流し込んで完了でした。汗、汗で夕方にはぐったり疲れました。天気は下り坂で明日は雨の一日となるらしく、いよいよ梅雨入りでしょうか?
[ワンポイントメモ] 通常、コンクリートは、打設後(造ってから)約1週間(7日)で設計強度の約半分になり、約4週間(28日)で、8割の強度が出ます。その後、徐々に強度を増し、4か月でほぼ設計強度100%となります。 コンクリート造りで、一番大切なのはセメントに対する水の割合で、専門用語で、「水セメント比」と言われています。水の割合が多いと、作業性は良いのですが、丈夫なコンクリートは造れません。このため、できるだけ「水セメント比」が50%以下の、少し“固め練り”にするのが良いと言われています。実際の現場では60%位が一般的に使用されています。コンクリートを流し込んだあとは、しっかり固まるまで型枠を取り付けたままにしておきます。これを「養生(ようじょう)」といい、養生の期間は、コンクリートを打設した時期にもよるものの、最低3日(打設後72時間)は必要です。
私の場合、DIYでコンクリートを使うときは、強度もそう必要でなく簡単なものなので結構適当にやってますね。型枠も1.5〜2日で外します。
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