先日、PCのHDDメンテナンスツールをオークションで購入してみました。市販のソフトではなく、フリーのツールを集めて、OSのWindows PE2.1*1と一緒にCD-ROMに組み込み、CD-ROMでブートしてHDDのメンテナンスを行うもので、日本語マニュアルが付いて、\2.500でした。
機能は、大きく分けて ・パーテーション操作 ・ハードディスク全体をイメージバックアップ ・HDDの複写(クローニング) ・失ったファイルの復旧 などです。ソフトウェアRAIDには対応していないようです。
これを使ってWindows7の入っているドライブをバックアップしてみました。お試し版のソフトの試用期間が終わったら、インストール前のイメージからリストアして、再度お試し版ソフトをインストールすれば再度使えます。今のところ、お試し版の「Clone CD5」と「AnyDVD HD」をたまに使っております。再インストールすることなく、HDDの交換も簡単にできそうです。
この手のツールでCD-ROMブートできるPCであれば、HDDの情報を取り出すことができるので、HDDのセキュリティ対策としては、BIOSでパスワードを設定するか、HDD内のデータを暗号化する必要がありそうです。
*1 WindowsPE Windows PEはサイズが小さく、CD/DVDメディアやUSBメモリ、ネットワーク(PXEブート)から起動することが可能で、WindowsPEはRAMディスク(メモリ領域の一部)上にロードされるので、ディスクの準備が整っていないコンピュータも起動できます。機能に制約はあるものの、WindowsPEは無償のOS環境(正規版のWindowsライセンスを所有していることが条件のようです)であり、普通のOS同様「ライセンス条項」に同意のうえ利用しなければならないようです。利用方法は、こちらが参考になるでしょうか。
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